愛する人を失うとどうして死にたくなるのか

「≪うつ≫から自殺へ」を「生きよう」に変える力

下園壮太 (しもぞのそうた)
心理療法カウンセラー

複雑な社会を生きるすべての人に…。離別の
苦しみを解き明かす、下園メソッド第2弾!

(社)日本図書館協会選定図書

ヒトの内部には「生きる」ためのプログラムしか組み込まれておらず、〈不安〉〈驚き〉〈苦しみ〉〈悲しみ〉などの感情の発動は、本来「生きる」ためだけに作用している。だが、この感情のプログラムが“誤作動”を起こした時、現代人は〈絶望〉→〈死にたい〉に走ってしまう──。この画期的な下園メソッドによって、「愛する人を失ったあなた」「愛する人を自殺で失ったあなた」「愛する対象(人、ペット)を失ったあなた」「失恋して死にたいほど苦しんでいるあなた」のために、離別の〈いたたまれなさ〉を解き明かす。ベストセラーとなった前作『人はどうして死にたがるのか』に続く、第2弾!

定価:1,540円 (本体 1,400円)

判型:四六並

ページ数:240

発刊日:2004/12/30

ISBN:4-8355-8846-0

ジャンル:哲学・心理学・宗教 > 心理学

著者プロフィール

1959年、鹿児島県加世田市生まれ。82年、防衛大学卒業後、陸上自衛隊入隊。部隊でカウンセリング、服務指導。89年国内留学制度により筑波大学で心理学を研修。99年陸自初の「心理幹部」として年間1000時間以上のカウンセリングを経験。2001年防衛庁のメンタルへルス検討会の委員として提言作成にかかわる。2002年以降本邦初の組織的ポストベンション(自殺後の周囲の人々のケア、連鎖自殺予防)チームの一員として活動。現在、陸上自衛隊衛生学校で衛生科隊員(医師・看護師等)にメンタルヘルス、自殺防止、カウンセリングなどを教育中。著書:『自殺の危機とカウンセリング』(金剛出版)、『人はどうして死にたがるのか』(文芸社)、『うつからの脱出』(日本評論社)。

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