茶々と信長

秋山香乃 (あきやまかの)

伯父に父を討たれた茶々を情感豊かに描く。
初めて戦国時代を題材にした長編歴史小説!

(社)日本図書館協会選定図書

戦国の世にあって一人合理的な精神を持ちながら、中世特有の残虐性から逃れることのできなかった天才的武将・織田信長。その信長の懐の内で生きていくしかなかった於茶々(後の淀殿)。彼女は、父・浅井長政を伯父である信長に討たれるという運命を受け入れざるを得なかった。だが、於茶々は幼くして信長に明確な殺意を抱く…。小谷城、北之庄、大坂城と、生涯で三度もの落城を経験した於茶々を情感豊かに描く。著者が初めて戦国時代に材を採った長編歴史小説。

定価:1,650円 (本体 1,500円)

判型:四六上

ページ数:320

発刊日:2005/03/15

ISBN:4-8355-9076-7

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > 歴史

著者プロフィール

1968年、北九州市門司区に生まれる。長崎の活水女子短大で司馬遼太郎を研究。卒業後、歴史サークルを主宰。会誌を発行。デビュー作『歳三 往きてまた』(文芸社2002年4月刊)が、新撰組ファンのみならず時代小説ファンの熱い支持を得る。他に『獅子の棲む国』『柳生十兵衛 神妙剣』『新選組 藤堂平助』『五稜郭を落とした男』(いずれも小社刊)『総司炎の如く』(NHK出版刊)『近藤勇』(角川春樹事務所刊)がある。

メディア情報

  • 雑誌

    2007年07月06日

    「日経おとなのOFF 8月号」で紹介されました。

  • その他

    2007年07月01日

    「荻窪百点 256号」で紹介されました。

  • 専門誌(紙)

    2005年07月01日

    「歴史読本」で紹介されました。

  • ラジオ

    2005年06月12日

    「アール・エフ・ラジオ日本」で紹介されました。

  • 専門誌(紙)

    2005年05月01日

    「美しいキモノ」で紹介されました。

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