【文庫】蒼龍の星 下 覇王清盛
ついに、孫・安徳帝が即位。
「北天の王」となった清盛だが──三部作、完結篇!
清盛の義妹滋子は、後白河に愛される身となり、滋子の産んだ憲仁親王はやがて高倉帝となる。太政大臣にまで上りつめた清盛は、娘の徳子を高倉帝に入内させ、徳子は安徳帝を出産した。義弟時忠に「平氏にあらずんば人にあらず」と言わしめ、平氏新王朝樹立を夢見た清盛だったが、滋子逝去後、後白河との仲が決裂、東国では源頼朝が挙兵する──。三部作、完結篇!