【文庫】我が足を信じて
極寒のシベリアを脱出、故国に生還した男の物語
25年のシベリアの重労働刑を逃れ、
故国に生還したドイツ人将校の体験を描いた実話小説。
ドイツ人将校フォレルに25年間の重労働刑が下された。元ドイツ兵たちは貨車に詰め込まれシベリアへ。停車駅ごとに亡くなった仲間の死体を降ろし、たどり着いたソビエト領土最東端デジニョフ岬。鉛鉱山の労働は中毒を引き起こし死に至る。フォレルは逃亡を決意した。2001年制作の映画「9000マイルの約束」の原作。ドイツでベストセラーとなった実話小説で15ヶ国語に翻訳された。