【文庫】ピエタの時代 I 原罪篇

江上剛 (えがみごう)

兵庫県の山間の村で育ったタクとケン、マサ。
東京で再会した彼らは、金と女に翻弄される。

早大生のタクとケン、家出してクラブで働くマサは、兵庫の山間の村で育った幼馴染だったが、子供の頃のある事故について、互いに秘密を抱えて成長した。そんな三人が、国際反戦デーの夜、東京で再会。三人はマサの知り合いの提案で学生起業を志すが、やがて、カネと女に翻弄されて破滅へと突き進んでゆく。オイルショック前夜、男たちはひたすら時代に抗い続けた。畢生の経済青春小説!

定価:1,056円 (本体 960円)

判型:A6並

ページ数:568

発刊日:2016/04/15

ISBN:978-4-286-17508-9

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

※本書は2009年10月に角川書店より刊行された『腐敗連鎖 上』を改題し、加筆・修正しました。

著者プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。
77年、早稲田大学政治経済学部卒業。
第一勧業(現みずほ)銀行に入行し、2003年の退行まで、梅田支店を皮切りに、本部企画・人事関係部門を経て、高田馬場、築地各支店長を務めた。
97年に発覚した第一勧銀の総会屋利益供与事件では、広報部次長として混乱収拾とコンプライアンス体制確立に尽力、映画化もされた高杉良の小説『呪縛 金融腐蝕列島II』のモデルとなる。
銀行在職中の2002年、『非情銀行』でデビュー、以後、金融界・ビジネス界を舞台にした小説を次々に発表、メディアへの出演も多い。

■著書
『起死回生』
『腐食の王国』
『円満退社』
『座礁』
『非情人事』
『不当買収』
『背徳経営』
『渇水都市』
『【文庫】 ピエタの時代 II 贖罪篇』(文芸社、2016年)
など多数。

※この情報は、2016年4月時点のものです。

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