【文庫】大坂の陣 キリシタン武将明石全登の戦い
時は大坂の陣。
数多の思惑が絡み合う中、キリシタン武将明石掃部全登の進む道とは。
時は大坂の陣。家康、秀忠、淀、そして天海。数多の思惑が絡み合う中、キリシタン大名宇喜多秀家の信仰あつき家臣、明石掃部全登もその渦中にいた。家康の首を獲るため三百の兵を率いて出向いた天王寺・岡山の戦いで、全登が貫いた信念とは。波乱の戦の中、敵味方関係なくそこには気高き信仰が皆を繋いでいた。