【文庫】冤罪捜査
部下が絞殺され、その殺人犯になってしまった警部。
無実を証明すべく逃亡捜査に奔走!
別所雄也は一年数ヵ月前まで、警視庁警備部の優秀なSPだった。しかし、現職大臣を狙撃したテロリストを射殺したことで、人生のシナリオが狂ってしまった。人殺しの罪悪感から酒におぼれ、現在は上野署生活安全課の警部となり、やさぐれた日々を過ごしていた。そんな別所に、部下殺しの容疑が。遺体には動かぬ証拠が遺されていた。別所は無実を晴らすべく、逃げながら真相を追った!