お日様のにおい
男性優位の銀行で37年働いてきた、
逆境に強いと自負する女性の半自伝的エッセイ集。
私は永いこと生きてきた。仕事を続けながら子供を育てた。夫とも何とかうまくいっている。地域でも頑張っている。行きたいところにも行けた。だが、本当に生きたいように生きてきたのだろうか。「しかし、このままでいいのか?!」一日の喧騒から解き放たれた時間、ふと自分自身の精神の終活を試みた。男性優位の銀行で37年間働いてきた女性の半自伝的エッセイ集。