いつまで記せるか

小林佐知子 (こばやしさちこ)

言葉を発することができない病の中、
日記で家族への思いを編んだ「言葉のアルバム」。

亡くなった母親が遺した日記には、家族への感謝と将来を案ずる気持ちが記され、声が出せなくなる自身の病に対する苦悩もぶつけられていた。書くことでしか伝えることのできない母親の、長い遺言でもあり、話すことの代わりの「言葉のアルバム」でもあった。日々を綴るということは、そのような身近な人への感謝と惜別の言葉を遺していくことなのかもしれない。

定価:1,540円 (本体 1,400円)

判型:四六並

ページ数:308

発刊日:2024/09/22

ISBN:978-4-286-25368-8

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > 日常

著者プロフィール

昭和8年、埼玉県生まれ。
昭和23年、入間郡越生町長谷部病院助産婦看護婦養成所に入所、資格取得。
昭和29年、同所退職。
昭和32年、結婚。
昭和39年、大椚地域団体電話交換手として4年間勤務。
昭和43年、都幾川農協事務職員として12年間勤務。
平成元年、小川町木下医院に看護師(パート)として6年間勤務。
平成6年、退職。
その後、高齢者事業団(シルバー人材センター)に入り公共施設の掃除や花植えなどを行う。
また、大野舞踊会に入会し20年間活動する。
平成24年1月20日永眠。享年78。

※この情報は、2024年9月時点のものです。

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