南洋マジュロ島に住んで
太平洋の孤島での日々。
文化や人々との出会い、未開地での暮らしが鮮やかに蘇る物語。
著者が太平洋の小さなマジュロ島で体験した2年間の生活を描いたエッセイ。美しい自然に囲まれた島で、現地の人々との交流を通して異文化の中で通じ合う心を見出す。未開の地ゆえの不便さや、核実験、地球温暖化といった問題にも触れ、島の歴史や変遷に対する深い思いを伝える一冊。日本との違いを感じながらも、かけがえのない記憶を記した、心温まる物語。