母の唄

本埜さとし (ほんのさとし)

母親に「約束の日」が迫っていた。
私は母のことを、どれほど知っているのだろうか?

母親の記憶の中から息子である自分の名前が消え始めた頃に、それまでの親不孝を顧みて、母親の人生とは何だったのかと問い始めた。幼少の頃の思い出や、親族の語る母親の過去を拾い集め、息子として見ていた母親ではなく、一人の人間としての姿を描き出していく。苦労の連続だった母親の実相が淡々とした描写の中に立ち上がっていく展開は、親子の間に生まれる初めての物語でもある。

定価:1,100円 (本体 1,000円)

判型:四六上

ページ数:64

発刊日:2024/11/15

ISBN:978-4-286-25869-0

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

1951年(昭和26年)生まれ。
滋賀県出身。
血液型AB型。
中学卒業後、工場に22年間勤め、その後自営として35年間、計57年間旋盤加工に従事。

※この情報は、2024年11月時点のものです。

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