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書籍詳細：落日の彼方に

落日の彼方に

怠全仙人（たいぜんせんにん）

還暦を超えた著者が今、
心だけ「中学二年」に戻って無器用な少年の原点を綴った物語。

どうして僕はこうなのだろう？小学校の頃は、下手なジョークでクラスを大爆笑させて授業を妨害したりすることもあった。ところが中学校では、毎日毎日が苦痛の連続になった。クラスの人も僕には関心がないし、「勉強して何になるんだろう？」と学校に何で行くのかわからなくなった。二年生になるとさらに事件が起こり……学校でも家でも居場所がなくなった少年が見た風景とは？

定価：550円 (本体 500円)

判型：A6並

ページ数：96

発刊日：2023/02/15

ISBN：978-4-286-28021-9

ジャンル：小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

物語は、中学2年生の頃だから、もう、半世紀以上も前になる。
関西の1都市に生まれ、物語の舞台になったのと同じカトリック系の学園に中学高校と6年も通った。
「楽しい青春時代」がほど遠かったのも、物語と一緒。
その後、上京して「何者かにならん！」と欲しながらも、意気地がないため中堅の生命保険会社に無難に就職。
ところがそこを本当につまらないことで30歳を前にして退職。
結果的に約10年のフリーター生活が続き、時給の高いアルバイトは一通り経験後、38歳で法律系国家資格を得て、2000年から成年後見人になって現在までに100件以上に就任。
その後、福祉系国家資格も2つ取得して、自分が立派な高齢者になってそろそろお世話をしていただかなくてはならない立場ながら、いまだ人様のお世話をしている毎日です。
プライベートでは、結婚・離婚を経験し、プー太郎時代から始めた小説等の投稿を続けて、「まあ、書く楽しみが残っているからいいか！」と「咳をしても一人」の無聊の日々を慰めている。

※この情報は、2023年2月時点のものです。