堀江秀治全集 第一集
人生をニヒリズムに翻弄された哲学者の、
天才と狂気、虚無と無をめぐる思考の軌跡。
日本人はなぜ考える能力ゼロなのか? 西洋文明はなぜ肉体をもたないのか? 人生をニヒリズムに翻弄された一人の哲学者が、天才と狂気、虚無と無、人類の没落と文明の終焉について、深化する思考の過程を記録した書。2020年の『思想家としての三島由紀夫』から2021年の『ある文明の終焉─無とニヒリズム─』までの思考を再検証し、加筆修正を経て改めて世に問う。