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2024年07月04日 書籍紹介
2024年7月5日発売! 中学時代から水泳界のトップスイマーとして目覚ましい活躍を遂げた“ハギトモ”こと萩原智子。彼女の数々の記録樹立を支えたのは、本人のたゆまぬ努力、家族の応援、周囲の人たちから投げかけられる数々の“言葉”だった。ハギトモ自身はそれを「ことばのちから」と呼び、自らの手でひとつの文章作品として表現。その原案をもとに、よりやさしく、幼少期の子どもたちにもわかりやすい「絵本」の形にとどめたのが、本作『ペンギンゆうゆ よるのすいえいたいかい』です。
※本書の印税の一部は、日本財団「子どもサポート基金」に寄付され、貧困や家庭環境、難病など、さまざまな原因で『生きにくさ』を抱える子どもたちの支援に活用されます。
刊行に寄せて──作者・萩原智子 コメント(本作あとがきより抜粋)
私は23年間、競泳選手として闘ってきました。楽しさ、嬉しさ、苦しさ、悔しさ、感謝、リスペクト……人生で学ぶ多くの感情を水泳が教えてくれました。(中略)この本を読んでくれた「あなた」には、「ゆうゆ」のように、大好きなこと、興味のあることに思い切りチャレンジしてほしい、一生懸命の先にある新しい自分に出会ってほしいです。そして、「あなた」にも、たくさんの応援団がいることを忘れないでください。愛があふれる世界が広がってほしいと心より願っています。
絵本あらすじ
ここは夜の水族館。今日はペンギンたちの水泳大会の日。ゆうゆは1位になったテンテンを見て、思いました。「かっこいい! ぼくもテンテンみたいになりたいな! 」。そこで、毎日水泳の練習をはじめました。──2000年シドニー五輪競泳日本代表/スポーツアドバイザーの「ハギトモ」こと萩原智子が、自身の体験をもとに思いを込めて書く、実際に行っていた水泳のコツもふんだんに注入した、かわいいペンギンが主人公の絵本。
著者・萩原智子プロフィール
山梨県甲府市出身。
小学2年生の時、海で溺れたことがきっかけで水泳を始める。
中学3年生の時に、200m背泳ぎで当時日本歴代2位となる日本中学新記録樹立。
高校インターハイでは、200m背泳ぎで3連覇を達成。
2000年シドニー五輪200m背泳ぎ4位、200m個人メドレー8位入賞。
2002年日本選手権では、100m、200m自由形、200m背泳ぎ、200m個人メドレーで史上初の4冠達成。
2004年現役引退。5年の歳月を経て2009年現役復帰。30歳にして日本代表に返り咲く。
現在はスポーツ団体等の役員を務めながら、メディア出演や講演活動等も行っている。山梨県・福島県・愛知県春日井市で萩原智子杯水泳大会を開催。水泳の普及活動をはじめ、水の大切さと感謝の思いを伝える「水ケーション」の活動にも注力している。
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