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Road to publishing
「15年前は、本を書けるなんて思ってもみなかった」と田川さんは語り始めた。本を書くきっかけは、妻を亡くし、自分たちのことを何か残しておかなければと思い立ったことから。「自分自身が体験した、心温まる面白い話を伝えたい」と、約50年前に住んでいたニューヨークについて書くことを決意した。記憶だけでは頼りにならないと色々調べると、沢山興味深いことが出てきて、一冊書いてしまったのだという。
アイディアはあるものの、どのように書いていいのかわからず迷っていたこともあった。そんな時、編集者の「年代順に書きなさい」というアドバイスを受けたことで、文体も揃い、当時の記憶も整理されて、すらすら書けるようになった。そのことから自信がつき、自分の中にあるものを本にすることが楽しくなっていったという。
出版後、出来上がった本が全国の書店に流通したことで、北海道や九州の友達から「本見たよ」と連絡が来たり、「こんなに面白い本を読んだ」と全く知らない人のブログに書かれていたのを見つけ、「嬉しい、自信になった」と喜んだ。
「好きなことを調べて、知識が広がっていくのがとても楽しい。その道に精通していなくても、自分の好きなことであれば、いくらでも文章を膨らませたり、工夫することができると思います」と話す田川さんの、次々と湧き出る興味は尽きない。
「たとえ文才がなかったとしても、私たちはプロじゃない。好きなこと・興味があることを易しい文章で、自分の思いに正直に書けばいい」と語った田川さん。現在は5作品を出版している。