それぞれの出版体験

Road to publishing

文章が織り成す確かなもの

大貫 宏志さん

「懐かしい恋の思い出を蘇らせて欲しい」。
十代の、純粋で輝かしい思い出を綴った大貫さんからコメントをいただきました。

今回の詩集『君がいた景色』を書くにあたり、大人になってから昔の記憶を辿ったわけですが、一度は仕舞い込んだ思い出をあらためて「文章」という形にするのには、予想以上の時間と労力を要しました。結果、仕上がった作品は、自分なりに満足できる出来栄えになったかと思います。

ただ、本にする前の原稿の段階では、これはあくまで自分なりの回顧録であると。その意味では、ある種の枠に収まったものでしかないと感じていました。読み手にしても、ごく近しい人に読んでもらえたらそれで充分だと思っていました。

しかしそこから、自分の書いたものを「全国に流通させる」ことに至った経緯は、まあ平たくいってしまえば自己満足からのスタートであったかと思います。多くの人に読んでもらい、フィードバックが欲しくなってきたんです。一創作者として、得られるフィードバックが今後の執筆活動への意欲に変わることを渇望しました。

実際に本が出来あがるまでには、想像もしなかったさまざまな苦労がありました。と同時に、それまでに経験したことのない大きな楽しさもありました。そう前向きに捉え前進できたのは、文芸社さんのサポートがあってのことです。アフターフォローもしっかりしているので、安心して出版することができました。

そうしてこの本を全国の読者のもとに届ける準備が整いました。けれど、作者として多くは望みません。この本を読んでいただいて、読者の方が少しでも懐かしい恋の想い出を蘇らせてくださればうれしいです。

最後に、今回の出版にあたり、いろいろな方にお世話になりましたこと、この場をお借りしまして感謝申し上げます。

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