人はどうして死にたがるのか
「自殺したい」が「生きよう」に変わる瞬間
自殺とは感情のプログラムの誤作動である!
不安な時代を生きる全ての人の自己防衛本。
「自殺」は20歳〜40歳までの死因の第1位で40歳〜50歳では第2位(平成14年度厚生労働省「人口動態統計調査」より)である! この現実をどう考えればいいのだろうか──。ヒトの内部には「生きる」ためのプログラムしか組み込まれておらず、〈不安〉〈苦しみ〉〈悲しみ〉といった感情も「生きる」ために作用しています。ところが、この感情のプログラムが誤作動してしまうと、〈絶望〉から〈死にたい〉に向かってしまうのです……。長年、数多くのクライエント(相談者)と接してきた著者が、苦しみと戦う全ての現代人に“生きてゆく”自信回復への道程を示す。複雑な心の問題を平易に、豊富な事例とともに解説した画期的な書。