【文庫】冥府の剣
死神幻十郎
南町奉行同心神山源十郎は、阿片密売人の罠にはまり、死罪の刑に。
しかし男は甦った!
11代将軍家斉の側近、田沼意正が御家人の冶世、南町奉行同心神山源十郎は、阿片密売組織の罠にはまり、妻を凌辱されたばかりか、自身も小伝馬町の揚屋に収監された。奉行の沙汰が下り、斬罪となった。しかし、男は死罪所で死ななかった。身代わりの罪人が死に、地獄の底から舞い戻った。一度死んだ男、死神幻十郎は楽翁(松平定信)と呼ばれる老人により、影目付として迎えられた!!