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最初に倭国があった
星幸三
果たして古代史最大のミステリーとなっているあの国が存在していたのは、九州なのか? 畿内なのか? いまだになかなか決着がつかないあの〈論争〉に、終止符を打つかもしれない渾身の意欲作!! かつて日本に存在した〈古代国家〉の真実を、文献学、考古学、地質学などあらゆる視点で学術的に再検証。そして導かれたその結論は、「倭はヤマトにあらず──」。
ISBN:978-4-286-24985-8
定価:1,760円 (本体 1,600円)
発刊日:2024/05/15
国民軍を創設した男 大村益次郎
相澤邦衛
長州に生まれた大村益次郎は、医学を修めたのち、緒方洪庵の適塾に入門、蘭学と出会う。その後は宇和島藩や幕府に雇われ、精力的に働くが、桂小五郎と出会い、長州藩に戻ることを決意。そこから長州軍を西洋式近代軍隊に育て上げていくことになる。そしてそのノウハウをもって、維新後、国民軍ともいうべき明治陸軍の原型を創設するのであった──。その英明でありながら愚直な男の生涯。
ISBN:978-4-286-25293-3
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/05/15
同化ユダヤ人のすばらしい日本への貢献
田中英道
大好評『日本にやって来たユダヤ人の古代史』に続く最新作。ユダヤ系秦氏はどのように日本の伝統文化形成に貢献したのか? 日本に同化したユダヤ人と出雲神族や御柱祭、能楽とのつながりを深掘りする。戦後左翼による伝統文化破壊に抗い、祭りや芸能に息づくユダヤ文化を活写する。クナトノ大神やミシャグチ神、摩多羅神の姿を通して、同化ユダヤ人の実像が浮かび上がる!
ISBN:978-4-286-24819-6
定価:1,980円 (本体 1,800円)
発刊日:2024/05/15
愛知県のお城・館一覧
横山明弘
1600をゆうに超える愛知県内のお城や館を、自治体ごとに完全網羅した歴史探訪ガイドブック。その多くは室町から戦国時代にかけて造られたものだが、古いものでは縄文・弥生時代のものも確認されている。編著者が実際に訪ね撮影した膨大な写真とともに、「幻の信長那古野城」「泊まれる城跡不相城」などのエッセイも収録。“電話帳”のように使える五十音順の【索引】付!
ISBN:978-4-286-24663-5
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/04/15
古代播磨小田原村日和(ひより)の考察
日和貞憲
古代の郷土がわかる『播磨国風土記』/中世の大河内荘と播磨小田原/播磨の小田原村小字日和集落と日和姓/石見国(島根県)の日和……神話と自然の国、「播磨国」の歴史から浮かび上がる、「播磨」の成り立ちと「日和」のルーツを辿った一冊。膨大な数の資料を丹念に調べ上げ、纏めた、「故きを温ねて新しきを知る」ための意欲作です。地元の歴史を勉強したい人に大いに役立つでしょう。
ISBN:978-4-286-25135-6
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/04/15
電子版あり
現代語訳 従軍日録
著者:川合梅所/訳註者:山崎浩
「私の足はひどく痛む。やっと村に着くころにはよろよろとしてもう耐えられない。食事をして困睡した。皆のいびきの音が雷のようだ。その疲れ、推して知るべきだ」(本文より抜粋)。紀州藩の藩校である学習館の督学(校長)で、漢学者の川合梅所による天誅組追討の従軍生活を記録した「従軍日録」を、現代文に直し、詳細な註釈で読みやすくまとめた。
ISBN:978-4-286-30083-2
定価:1,430円 (本体 1,300円)
発刊日:2024/03/15
電子版あり
それぞれの満洲
菅原隆夫
1945年8月12日、当時の満洲国・麻山において団長・貝沼洋二率いる開拓民465名が集団自決した「麻山事件」。この、歴史に埋もれ去られそうになっている事件をきっかけに、さまざまな人の、さまざまな「満洲」を、膨大なる資料を繙き、回顧した意欲作。世界が傾きかけている、「過ち」が現実になる前に、ぜひ読んでおきたい一冊です。
ISBN:978-4-286-24814-1
定価:1,760円 (本体 1,600円)
発刊日:2024/02/15
電子版あり
ラストサムライの箱館戦争
中島克幸
旧幕府軍の最後の抵抗となった「箱館戦争」。新時代をスタートさせた明治新政府にあくまで楯突き、一方的に〈賊軍〉とみなされた榎本武揚(幕臣)、土方歳三(新選組)、西郷頼母(会津藩)ら武士たちの運命を、ハリウッド映画「ラストサムライ」のモデルにもなったジュール・ブリュネらフランス軍人、柳川熊吉ら支持者も含め、旧幕府軍の視点で、40の人物ごとに検証した歴史本。
ISBN:978-4-286-24461-7
定価:1,540円 (本体 1,400円)
発刊日:2024/02/15
電子版あり
それからの万次郎
吉岡七郎
土佐の少年が船の漂流によりアメリカ本土に、そして帰国。幕末から明治にかけて生きたジョン万次郎のすべて。第一章 万次郎十五歳の決断/第二章 万次郎のアメリカ生活/第三章 ジョン万次郎の捕鯨船大航海時代/第四章 近くて遠い故郷─琉球の万次郎/第五章 武士となった万次郎─土佐から幕末の江戸へ/第六章 究極の選択への道─維新前後の万次郎/第七章 万次郎・終焉への選択。
ISBN:978-4-286-24659-8
定価:1,980円 (本体 1,800円)
発刊日:2023/12/15
山本五十六と大東亜戦争
小島伊織
連合艦隊司令官として真珠湾攻撃を発案・統括した山本五十六。しかし軍人の中でも世界情勢に精通し、日本とアメリカの国力差を熟知していた彼が、なぜ敗北が避けられないと思われる戦争へと進んでいったのか。そこには明治維新より続く陸軍と海軍の対立、陸軍主導の共産主義革命とソ連による日本占領への危機感があった──。山本五十六の生涯を通して歴史の真実に触れる書。
ISBN:978-4-286-24608-6
定価:880円 (本体 800円)
発刊日:2023/11/15