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記憶の扉─「生い立ちの記」より
花村幸子
自宅で母親の介護をしながら聞いた、母の生い立ちや強く印象に残っている思い出を「生い立ちの記」としてノートにとりまとめていた著者。母の生涯を知ることで自身のルーツを探ることになり、長年、母に対して抱き続けていた感情が介護をきっかけにほどけていった。一方の母は、己の生涯を語ることによって、愛する養母の生きた証を伝えたのかもしれない。本書は母娘三代の軌跡を綴った作品とも言える。
ISBN:978-4-286-25936-9
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2024/11/15
母の唄
本埜さとし
母親の記憶の中から息子である自分の名前が消え始めた頃に、それまでの親不孝を顧みて、母親の人生とは何だったのかと問い始めた。幼少の頃の思い出や、親族の語る母親の過去を拾い集め、息子として見ていた母親ではなく、一人の人間としての姿を描き出していく。苦労の連続だった母親の実相が淡々とした描写の中に立ち上がっていく展開は、親子の間に生まれる初めての物語でもある。
ISBN:978-4-286-25869-0
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2024/11/15
クリティカル エッセイ 人間についての一考察
青木一
“大人”への到達域に近づくには、自己と他者との間隔を埋める感性を磨くことである。思索行動家にして作家である著者が示す、人間と日本人を取り戻すヒントとは──。「この世の中、ものを観る鑑識眼が失われていて、事の本質を見極めることができない社会風土になっているように思います。現代は人間としての平衡感覚が最も要求される時ではないでしょうか」(本文抜粋)
ISBN:978-4-286-25865-2
定価:2,200円 (本体 2,000円)
発刊日:2024/11/15
かな
伊澤多喜男
空き缶拾いをして生計を立てている孤独な老人、宗太。彼は訳あって、朝一番の電車が通る時間に、毎日のように駅に通っている。そしてある朝、ホームから飛び降りようとしていた小学生の女の子「かな」を助けて……。命の重さ、学校の在り方、家庭の役割を、少女、老人、クラスメイト、担任教師それぞれの立場で見つめる、珠玉の1冊。心あたたまる、年齢を超えた友情物語。
ISBN:978-4-286-25862-1
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2024/11/15
ライラックの花言葉
松田好子
昭和30年代、学校で仲間はずれにされていた真理と礼子は自然と仲良くなって行った。しかし礼子は、六年生の時に夜逃げ当然に引っ越してしまう。そこから二人の文通が始まった。礼子は引っ越し先で友達を作り、手紙を通してそれを伝え、真理の友達作りを応援してくれた。ところが突然手紙が来なくなる。礼子に何が起きたのか? 一般家庭には電話がない時代のノスタルジックな物語。
ISBN:978-4-286-25854-6
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2024/11/15
ノウテンの街 第四巻
羽渕定昭
謎の宗教団体の暗躍を許すな! ある神社の周囲で土地が買い占められ、そこに像が建てられ始めた。また、神社近くの店の手相見の男が消えた。どうやら新興宗教団体がなにかを画策しているらしい。「我々は宗教間の争いに首を突っ込むつもりはない。しかし、連中の行為は度を越している」高倉健一郎らが動く! 不動産業に長年携わってきた著者による、待望の高倉健一郎シリーズ登場!
ISBN:978-4-286-25835-5
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2024/11/15
弱虎
酒菜亭強太郎
朝夕「アレ」と唱えていると、勝運が開け、「アレ」が龍の背に乗ってやってくるぞ。そんな雲をつかむような、藁をもつかむような、つかみごたえのない言い伝えが、この村に残されている……。仲間たちと力を合わせて、憎き牛鬼を倒すために周到な作戦を展開した後で、彼らがとった行動とは? ……「トラマニア」にはたまらない、摂津の国・弱虎村の民話、豪華三篇収録!
ISBN:978-4-286-25828-7
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2024/11/15
中国逍遥遊
津村正登
漢字、漢詩、荘子の思想に魅了され、歴史と伝統の地中国へ──。巧みな語り口で聴衆を誘った、躍動感に満ちた「景雲会」での講演内容の臨場感と特質をそのままにまとめあげた記録集。「この講演実録集は、『漢詩の心と風土』『漢詩の変遷』『中国逍遥遊』と、一見とり留めのない取り合わせからなっていますが、時空を越えた中国逍遥が語られています」(本文より)
ISBN:978-4-286-25820-1
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/11/15
生麩
怠全仙人
東京に出てきた僕は、大学に入学早々サークル勧誘の嵐に晒されるが、同じ新入生のギセイが助けてくれた。彼とめぼしいサークルを探すうちに、勧誘の美しい良江さんに惹かれ「国家論研究会」なるサークルへと入会をしてしまう。そこで酒・煙草・麻雀・新歓合宿etc. 一通りの大学生活を満喫していたが、次第に会はその正体を現し始め……。昭和五十年代という時代を生きた学生の物語。
ISBN:978-4-286-25810-2
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2024/11/15
パンダの箱舟
堀沢辰雄
目覚めた時、男は自分の名前も、自分の住んでいるところもわからなかった。部屋にあったはがきに書かれていたのは、二つの名前と住所。どちらかが自分の名前と住所なのか、それとも…。男は、自分が誰かがわからないまま、目覚めた部屋で暮らし続けるが…。これは、現実? 夢? 目の前のことはほんとうに真実? と思わされるスリリングな小説。
ISBN:978-4-286-25809-6
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2024/11/15